YAMAHAルーターのメーリングリストで、IPの実装におけるサービス運用妨害(DoS)の脆弱性について について流れていたので、気にはしておりました。
しかし、『脆弱性』と言われると『危険だ』と思えるのですが、緊急かというとそうでもない。非常に微妙なところで、実際のところどうよ?と思うところです。
『危なくない?』と訊くと『危なくない』と言い、
『でもちょっと危ない?』と訊くと『ちょっと危ない』と言う。
そんなところでしょうか?(汗)
緊急ではないので、何かのついでにアップデートという感じです。
今日、設置場所の近所に来たのでアップデートしてきました。
ヤマハ RT107e RT107E 4960693227770ヤマハ RT107e RT107E 4960693227770 |
|ちなみに、RT107eは、2005年10月の発売ですが、いまだに現行商品です。
|中小規模でVPN(仮想私設網)構築するには安価で出来てグッドです。
|個人的には前モデルには搭載していた、PPTPも搭載して欲しかった…
それにしても、生産終了から5年経過すると修理対応しないそうなので、
古いのはファームウェアが出ないようです。
まぁ、もっともなところですが、中小規模ですとそうそう入れ替えることもありませんので、古いのがバリバリ現役です。もう、修理してもらえないヤツだらけ。
そもそも可動部がないので悪条件下でもない限りそう壊れるものでもありません。
で、古いのは打つ手ナシなのですが、
> 今回の脆弱性を引き起こす攻撃パケットが、インターネットを越えてヤマハルーターに到達する可能性は低いと判断しております。
ということだそう。
LAN側から自分とこのルーターに対して攻撃が成立しやすいらしい。
ということは、内部に “悪意をもった人” or “悪意をもったウイルス” でもいない限り、問題が起こることは無いであろう、と見てよさそうです。
『リビジョンアップする機会があれば、安心の為にしといてね、出来なくてもそうそう問題は出ないと思うよ、たぶん。できたら、新しいルーター買ってよ~』、といったレベル?