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Apache WebDAV クラウドストレージ

Posted by on 2011年9月30日
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家庭内のファイル共有はsambaで構成しているのですが、Androidとも共有したいと思い、
WebDAVを久しぶりに構築しました。

Apache1.3系は別モジュールを導入しないといけなかったのですが、
Apache2.2系では標準モジュールになってあり、いつでも導入出来るように、
既にコンパイルしてあったため、設定するだけの状態にはしてありました。

で、設定したのですが、Windows 7からネットワークドライブとして設定しようとするものの、
なかなか上手くいきません。

で調べて見ると、

  • プライベート証明書ではSSL接続できない
  • レジストリを操作して、とある数値を変更しないといけない

とのことでした。
家庭内ではSSLは使わなくていいので、SSLは使わない方針として、
レジストリは修正しないといけません。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\WebClient\Parameters\BasicAuthLevel

の REG_DWORD の値を、2に変更します。
で、WebClientサービスを再起動させます。

そして、マイコンピューターからネットワークの場所を追加しようとするのですがうまくいかないので、
コマンドを叩くことにしました。

> net use ドライブレター: WebDAVのURL

これでなんとかネットワークドライブとして登録することが出来ました。
Windows XPのほうからも登録作業したのですが、上記の作業+再起動が必要でした。

WindowsでWebDAV設定するのは一筋縄ではいかず面倒臭いです。
GUIで設定出来たり出来なかったり、CUIで出来なかったり出来たり…
やっているうちに何故か登録できた…といった感じです。

メインPC上の仮想環境にあるUbuntu11からは、すんなりと登録できました。

さて、PC環境のWebDAV利用は整ったので、本題のAndroidスマホから共有してみます。
使ったアプリは『Sync Manager』です。こちらもすんなり設定することが出来ました。
せっかくなのでより安全なDigest認証しようと思ったのですが、Sync ManagerはBASIC認証しか対応していませんでした。
しかし、こちらはHTTPS経由でアクセスできますので、暗号化されていますから安心して外部から利用できます。
そしてさらに適度にアクセス制限かけるもよし、VPNを経由のみ可能にするもよし。

これでスマホからSDカード内のデータを、ネット経由で自宅サーバーへバックアップすることは可能になったのですが、
そこそこの容量になるとアップロードすると時間がかかります。
しかも、アップロード途中で中止したくとも中止できない仕様で、
さらに、あちこちタップしまわるとハングアップしてシステムが落ちてしまいます。

ん~、個人的には今の段階では利用する機会は、あまりないかも…

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