フレッツ光ネクストにて『ひかり電話』を導入しております。
で、この契約をした場合の終端装置(ルーター兼IP電話モデム)には、
アナログ電話機2台分の端子がついております。
この装置の設定画面を見てみますと、アナログ2本+IP電話5台まで
接続することが可能となっています。
で、IP電話になるものはないかと見渡しましてみますと、
スマートフォンが2台ありました。
Galaxy S などのちょっい古スマホは、AGEphoneというソフトが使えます。
Arrows X LTE のほうは、ソフトを導入しなくてもAndroid上の設定で使えます。
で、設定して内線通話してみますと、アナログ電話の親機・子機のようには
いきませんが、若干の音声の遅延がありながらも、通話が出来ています。
そこで試してみました。
・Arrows X には、WiFiテザリング機能があります。
・Galaxy S は、自宅にVPN張れるようにしています。
# VPNを使うと外部にいても、自宅のネットワークを使えます。
# 自宅にVPNサーバーを立てるのは、自力でなんとかしてください。
1.まずは、Galaxy S を、Arrows X にWiFi接続し、Arrowsのテザリング機能
で、Galaxy Sを3G回線に接続します。
2.Galaxy S から、自宅へVPN接続します。
3.Galaxy Sにて、AGEphoneを起動させます。
4.AGEphoneがサーバーに接続したことを確認します。
5.電話機から内線番号にてスマホへ呼び出しします。
で、通話は成功しました。あえて、こんなややこしい接続の方法ですが。
まぁ、音質的には、ちょっと雑音の多いアナログコードレス電話みたいですが、
ソフトを使っているからだと思います。
実用的かどうかは、長期間実際に使ってみないとわかりませんが…。
スマホから自宅にVPN張って、電話発信を固定電話からにすれば、
携帯からの通話料削減につながりそうです。
全国どこにいても、自宅から発信出来てしまう。
そもそも、機種変更したスマートフォンをひかり電話に使えるとなると、
普通の電話機はいらなくなりますね。
今後の固定電話機って、タブレットのようになるんじゃないでしょうかね?