Gmailとの間で、通信がうまくいってないのに気が付きました。
key retrieval failed (s=20120113, d=gmail.com): `20120113._domainkey.gmail.com’ reply truncated
なんて出ているのでした。
20120113._domainkey.gmail.com が検索できないというものの、
dig txt で検索すれば出てきます。
となると、『デコードが出来ない?』『規格の問題?』『バージョンの問題?』
の三段論法で、とりあえずdkim-milter周辺をリコンパイルすることにしました。
すると、dkim-milterが、OpenDKIMなるものに置き換えられておりました。
で、設定サラッと見た感じ、サッパリわからんのでGoogle翻訳で見てみました。
まぁ、シグネチャー無いから受信を拒否するゾ!なんてことはしないので、
とりだてて変更する必要もないのですが、ポイントは2つ。
KeyTable と SigningTable の設定をすること。
SigningTable にて、
example.com example._domainkey.example.com
ドメイン名 レコード名
という書式のファイルを作成して、それを指定する。
KeyTableにて、
example._domainkey.example.com example.jp:example:秘密鍵ファイルのパス
レコード名 署名ドメイン名 セレクタ 秘密鍵ファイルのパス
という書式のファイルを作成して、それを指定する。
これにより、複数のドメインでそれぞれの秘密鍵・公開鍵を簡単に使えるので
便利といえば便利。
DNSに公開鍵の設定していくのが面倒くさいケド。
後は例によって、適宜rc.confの設定をし、よしなに起動させて、
Gmailとの送受信テストを行って、問題解決しました。
ヤレヤレ。